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ownCloud構築メモ

自宅のサーバにownCloudを導入した。
これはクラウドファイルサーバで、商用としても用いられているらしい。
だが、ソフトウェア自体は無料で使用することができる。

簡単に使ってみての特徴を列挙する。

Dropbox等と同様、ローカルPCとの自動同期が可能。
ブラウザでアクセスし、ブラウザ上にドラッグ&ドロップでファイルをアップロードが可能。
ユーザの管理はブラウザ上でできる。
グループを作成し、グループ内でのファイル共有も可能。
ファイルがまとめてあるフォルダや、ファイル1つ1つに対し、URLを持たせて公開も可能。
公開対象に対し、パスワード制限や、公開期限も設定できる。
mp3等の音楽データについてはブラウザ上で再生可能。
自動的に音楽データをスキャンし、ブラウザ上でプレイリストを作ることもできる。
画像データも自動でスキャンし、ブラウザ上でスライドショーができる。
mp4等の動画ファイルもブラウザ上で再生可能。
スケジューラや連絡先登録機能もついている。
プラグインも多数用意されており、後から色々と機能追加もできる。

と、まぁ挙げて見ると色々あるが本題。
構築自体は簡単にできる。

●前提
私の自宅のサーバは現在Fedora19(シュレ猫)が入っている。
ownCloudのデータベースはSQLiteかMySQLを用いる。
あとはApacheが必要。
この辺は調べればいくらでも入れる方法の資料が出てくるため省く。
MySQLに関してはMariaDBでも問題ない。(Fedora19のデフォルトはMariaDBが入っている)
私はMariaDBを用いて構築を行った。


●ownCloudのインストール
以下のコマンドを実行するのみでインストールできる。

yum -y install owncloud

yumコマンドを実行すると、依存関係等も勝手に調べ、勝手に入れてくれる。
色々調べていたが、もしかしたらリポジトリの登録が必要かもしれない。
自分の環境では特にリポジトリの登録は必要なかった。

●データベースの領域作成
mysql_install_dbはすでにやっているものとして進める。
データベース作成のSQLは以下の通り。
>CREATE DATABASE owncloud DEFAULT CHARACTER SET utf8;
>GRANT ALL ON owncloud.* TO owncloud@localhost IDENTIFIED BY 'パスワード';

owncloudというデータベース名を指定しているが、ここは何にしても問題はない。
2行目はユーザパスワードを設定している。データベース作成後はすぐにパスワードを設定しよう。

●ownCloudコンフィグデータの設定
最初、ownCloudにアクセスできるのはlocalhostだけになっている。
私の場合、サーバと作業端末が異なっているため、アクセス許可のIPを追加する必要があった。
設定ファイルはデフォルト設定であれば以下に存在する。
/etc/httpd/conf.d/owncloud.conf

このファイル上にアクセス制限の設定がある。
Apache 2.4と2.2ではかき方が少し異なるため注意。以下のような記述を追加する。
#2.4
Require ip [アクセスを許可するIP]

# Apache 2.2
Allow from [アクセスを許可するIP]

●データ保存先のディレクトリ作成
自分の好きな場所に作れば問題はない。
注意事項としてはhttpdを実行しているユーザに対し、フォルダにrwxの実行権を与えること。
私は少々いじっているが、デフォルトではapacheというユーザになっている。

●ownCloudに接続
さて、これで準備は整った。
ブラウザでownCloudにアクセスする。
http://サーバのIP/owncloud/

すると、最初に管理者の登録画面が表示される。
好きなユーザ名、パスワードを設定する。

他に、データ保存先のパス入力があるため、上記で作成したディレクトリを指定する。

最後にデータベースの指定がある。ここでSQLiteを選ぶか、MySQLを選ぶか選択する。
MySQLを選択した場合は以下の入力項目がある。
データベースユーザ:owncloud
データベースパスワード:データベースに設定したパスワード
データベース名:owncloud
localhost


はい、これでもう構築おわり。
もうあとはブラウザ上でユーザの管理などができる。


色々と使い始めているがこれは非常に使い勝手が良い。
アップロード容量を気にすることも無く、自宅のサーバであることの安心感。
ローカルPCと同期するためのクライアントはWindows,Linux,Macと用意されている。
スマホアプリも用意されているため、スマホからのアクセスも容易。
そもそもブラウザでファイルのやり取りができるから、プラットフォームに依存しない。
サーバ負荷もあまりかからないようだ。
今はHTTPだが、いずれはHTTPSにする予定。



さて、MariaDBというものについて。
MariaDBについてはすでに知ってる人は多そうだが、知ってることを軽く書いてみる。

MySQLの開発元であるSun MicrosystemsがOracleに買収されたというのが話題になった。
OSSのデータベースというえばMySQLというくらいに利用者は多かったのだが、
Oracleに買収されたことにより、不安に思う人が増えた。
他のOSSであるPostgreSQLを使おうという人が増え始めた。

そんな中、MySQLの開発者だった人が不満を持ち、作ったのがMariaDB。
そう、MySQLとMariaDBは開発者は一緒。

使ってみると分かるが、全く使い方は一緒だったりする。
MariaDBを使っていようと、mysqlというコマンドでデータベースにアクセスする。
データベースのファイル自体にも互換性がある。

たしか、バージョン5.5くらいまでは双方に互換性があり、
その先のバージョンで機能が分岐されているような記事を見かけた気がする。
(結構昔に見かけた記事なので詳細は忘れてしまったが、、)

先にも書いたが、最近のFedoraはMariaDBを押しており、
アップグレードしたら勝手にMariaDBが入った。

OSSのDBというと、PostgreSQLか?と思っていたがこのMariaDBの登場により、
どちらが主流になるか分からなくなってきた。
どっちを勉強すべきか悩むところ。
あとリレーショナルデータベースが今後どうなっていくのかも少し気になっている。
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